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「日本酒リキュール」で、新しい日本酒の楽しみ方をプロデュース【株式会社一気】

「日本酒リキュール」で、新しい日本酒の楽しみ方をプロデュース【株式会社一気】

老舗酒造との強力タッグで「日本酒リキュール」を開発

  • 米、麹、水というシンプルな素材でつくられる日本酒。香り豊かで奥深い味わいは、国内はもとより世界でも「SAKE」とよばれ広く親しまれる存在になっています。そんな日本酒をベースにワンショット用のリキュールをつくっている株式会社一気(以下、一気)は、2023年に創業した新しい会社です。

    会長の小山雅也さんは、起業の経緯を次のように話します。
    「歴史と伝統が育んできた日本酒は、我が国が誇る食文化の一つです。しかし近年、日本酒の消費は少子化や若者の日本酒離れなどから、年々減少傾向にあります。このまま衰退させてしてしまうのは避けたい、もっと多くの人に日本酒の魅力を知ってもらいたい。そんな想いが起業の原動力となりました」

    小山さんたちは「日本酒リキュール」とともに、武士が身につける甲冑をイメージしたボトルカバーやカラフルな盃といったアイテムもプロデュースしています。
    「日本酒がもつ伝統と革新的なスタイルを融合させた、“唯一無二の日本酒リキュール”を、皆さんに楽しんでもらい、日本の風土や文化を感じてもらいたいですね」と商品に込めた想いを話してくれました。
  • 老舗酒造との強力タッグで「日本酒リキュール」を開発
  • 一気では長崎県と新潟県にある老舗酒造とタッグを組み、日本酒を蒸留してつくるリキュールを開発しました。長崎県にある梅ヶ枝酒造は、1787年創業という歴史をもつ酒造会社。上質な酒米と地下300メートルから汲み上げる水、そして経験豊富な杜氏の手によって、日本酒がつくられています。もう一つの玉川酒造も新潟県魚沼市で340年以上酒づくりを続ける老舗。豪雪地帯ならではの「雪中貯蔵」でじっくり熟成させてつくる日本酒で知られています。

    小山さんは老舗酒造との協力体制について次のように話します。
    「当社は新しい会社ですが、酒造メーカーと消費者のつなぎ役になりたいと考えています。今回ご縁があってタッグを組んだ酒造会社は、“日本酒でこんなことがしたい”という私たちの提案やアイデアを受け止め、老舗ならではの技術力を発揮して商品化へと動いてくれています。会社の歴史や実績はまったく異なりますが、“もっと多くの人に日本酒を楽しんでもらいたい”という同じ思いをもっているから、いい酒づくりができていると感じています」

    2025年10月に発売した「SHOT MINI BOTTLE」は、梅ヶ枝酒造をメインに製造していますが、販売が軌道にのったら玉川酒造でも製造できる体制を整えています。
  • 老舗酒造との強力タッグで「日本酒リキュール」を開発

楽しみ方は自由自在。今までにないスタイルを提案

  • 一気の日本酒リキュールには、酒米として知られる「山田錦」が使われています。厳選した米は40%まで磨かれ、雑味のもととなる成分をそぎ落としています。手間暇かかる作業ですが、日本酒づくりの基礎となる部分なので妥協は許されません。丁寧に仕込んだ酒米でつくった日本酒は、独自に開発した蒸留法で抽出してリキュールに仕上げていきます。

    「SHOT MINI BOTTLE」は、2024年に発売されたリキュール「一気 仁」と「一気 梅」を小さなボトルに詰めたもので、文字どおり“ワンショット”で楽しめるお酒です。「一気 仁」は、長崎県産のミカンやレモンなどの果実と、ジュニパーベリーをじっくり漬け込んで仕上げたジン。ジンといえばトウモロコシやライ麦などを主原料に用いることが多いですが、米を使った「一気 仁」は、ジャパニーズ・ジンといえる一品になっています。そして「一気 梅」は、大粒の国産南高梅を贅沢に使用した梅酒です。「一気 仁」はアルコール度数15%と40%、「一気 梅」は15%と42%と、それぞれ2つの度数で展開しています。
  • 楽しみ方は自由自在。今までにないスタイルを提案
  • 今回の「SHOT MINI BOTTLE」について、小山さんはこう話します。
    「日本を訪れる外国人旅行者が、どんなスタイルでお酒を飲んでいるか調べたところ、ショットグラスで楽しむ人が多いことがわかりました。それなら当社の日本酒リキュールも、このスタイルにしてみてはという発想から生まれました」
  • 楽しみ方は自由自在。今までにないスタイルを提案
  • 「SHOT MINI BOTTLE」は、手の中に収まってしまうほど小ぶりで、1本15mL入り。ボトルの形状やラベルは、一見するとお酒とは思えないおしゃれなデザインになっているのも、こだわりの一つです。
    「ボトルの容量は、日本で昔から乾杯の際に用いられてきた盃を参考に決めました。ボトルごとよく冷やし、そのまま味わいます。見た目は現代風ですが、日本の伝統を感じながら楽しんでもらえれば」と小山さんは話してくれました。
  • 楽しみ方は自由自在。今までにないスタイルを提案

世界をターゲットに“SAKE SPIRITS”を発信

  • 見た目も中身も個性的な「SHOT MINI BOTTLE」は、バーやクラブなどの飲食店のほか、持ち運びやすさから、旅先などでも手軽に楽しめるのが魅力です。今後は外国人旅行者が日本のおみやげとして購入できるよう、街なかの酒店や空港など、販路の拡充を目指します。その一環として、1箱10本でのセット売りに加えて、1本から購入できるようラベルにバーコードをつけたタイプも準備を進めています。

    ほかにも様々なイベントでの商品PRや、酒店や飲食店に配布するポップを作成して「日本酒リキュール」の認知度アップに取り組んでいます。
  • 世界をターゲットに“SAKE SPIRITS”を発信
  • 今後の商品展開について伺うと、小山さんは次のように答えてくれました。
    「『SHOT MINI BOTTLE』に関しては、初年度3,000本を販売目標に掲げています。まずは国内での販売数を確保し、それから海外市場へ展開していきたいと考えています。海外におけるリキュール類の市場はかなり大きなものですが、日本食や日本茶の人気が高まっている欧米やアジアを中心に“SAKE SPIRITS”として日本酒リキュールをアピールしていきたいですね」

    一気は「日本酒リキュール」という新ジャンルで、国内外で日本酒の魅力を発信していきます。
  • 世界をターゲットに“SAKE SPIRITS”を発信

 

※本記事は2026年1月時点の情報です

 

【事業者紹介】
株式会社 一気
東京都東村山市久米川町1-13-30
https://ikki.tokyo/

 

【販売情報】
・自社を含むECサイト、首都圏の飲食店で販売
※酒税法上は蒸留酒類に該当